『Z Bull ゼット・ブル』レビュー|会社が戦場に!? ブラックコメディ×感染パニックの異色作【U-NEXT配信中】

U-NEXTで配信中の映画『Z Bull ゼット・ブル』は、ゾンビではない“感染・暴走系”×ブラックコメディが融合した異色の1本🧪
会社という日常空間が、エナジードリンク1本で一瞬にして血と狂気の戦場になる──そんな痛快×不気味な90分が楽しめる作品です。
作品情報

画像出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
配信 | U-NEXT(見放題配信中) |
公開年/制作国 | 2018年/アメリカ |
形式 | 映画(89分) |
ジャンル | ホラーコメディ/サバイバルアクション |
監督 | リン・オーディング |
主演 | ブレントン・スウェイツ、ジェーン・レヴィ、ザッカリー・リーヴァイ ほか |
あらすじ(ネタバレなし)

兵器開発企業の社内で配られた、試作中のエナジードリンク「ゾルト」。
しかしその中には、人間の攻撃性を爆発的に引き上げる化学物質が仕込まれていた──!
次々と社員が暴走し、上司も部下も関係なしの地獄絵図へ。
平凡な社員・デズモンドは、生き残るため、そして自分自身を変えるために立ち上がる……!
見どころ

① ブラックユーモア×社畜ネタが冴える
本作の最大の魅力は、職場あるある×暴走描写のギャップ。
社内政治・パワハラ・媚びの構造など、現代の企業社会を皮肉るブラックジョークが随所に散りばめられていて、笑いながらもゾワッとする空気が最高です😂
② “ゾンビじゃない”暴走描写が新鮮!
暴走の原因はウイルスではなくケミカル(薬物)。
感染ではないからこそ、ゾンビ映画とはまた違った緊張感とテンポが生まれていて、**「ありそうでなかった設定」**がいいスパイスになっています💥
③ アクションと血みどろのテンポ感がクセになる
オフィスのあり合わせ武器を使ったバトルや、罠・銃撃・肉弾戦など、“暴走オフィス”ならではのアクション演出がテンポ良く繰り広げられます。
スプラッター描写も多いですが、演出はあくまで“ノリ重視”なのでグロ耐性が低めの人でも楽しめるはず👌

コメディのノリで見やすいですが、グロ表現ありなので苦手な人は注意!
キャスト・スタッフ紹介

デズモンド役:ブレントン・スウェイツ
万年平社員から一転、暴走オフィスでサバイバルを強いられる主人公。

画像クレジット:Sidewalks Entertainment / CC BY 3.0
サマンサ役:ジェーン・レヴィ
デズモンドの同僚で、ゾルトを半分だけ飲んでしまい、軽度の感染状態になるが理性は保っており、仲間と共に奮闘する。

画像クレジット:Gage Skidmore / CC BY-SA 2.0
ムラト役:カラン・ソーニ
暴走ドリンク「ゾルト(Zolt)」を飲んでいない側の一人で、主人公たちと一緒に感染者(暴走社員)から逃げ回る。

画像クレジット:Gage Skidmore / CC BY-SA 2.0
アダム・ナスバウム役:ザッカリー・リーヴァイ
社内ヒエラルキーの頂点に君臨するカリスマ部長。暴走後は…?

画像クレジット:Gage Skidmore / CC BY-SA 3.0

監督はスタント出身のリン・オーディング。アクション演出がしっかりしているのも納得です💡
感想・評価

おすすめ度:
(4.0/5)ゾンビ映画とは一線を画す「薬物暴走+オフィス」という異色設定にまず惹かれるし、テンポの良さとブラックユーモアで90分があっという間!
グロも笑いもテンポも全部“ちょうどいい塩梅”で、B級映画好きにはたまらない快作でした✨
こんな人におすすめ

- ゾンビじゃなくても“感染・暴走系”が好きな人
- ブラックコメディ×スプラッターの組み合わせが好きな人
- 90分でサクッと観られるB級快作を探している人
まとめ

『Z Bull ゼット・ブル』は、会社という日常が一夜で地獄に変わるケミカル暴走ブラックコメディ。
ゾンビ映画とは違った刺激が欲しい人にぴったりの掘り出し物でした!
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